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■きてらセット |
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『きてらふるさと詰め合わせセットは、期間限定商品です』 |
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プロジェクトX風に...
平成11年『きてら』オープン年の赤字経営を救ったのは、上秋津の特産を箱詰めにして歳暮用に売り出した「きてらセット」だった。1セット3000円〜3500円ほどのセット商品が、出荷者がビックリするほどの人気を呼んだ。
関係者の間にあった不安が払拭された。何もしなければゼロ、行動すれば、消費者のみなさんが認めてくれ成果があがる。かすかな自信が芽生えた。そのころを店長笠松はふりかえる。「きてらセットが売れて客が増加した。ひとが増えれば商品も売れる、みんなの意識が変わっていくのがわかった」。
地域で初の直売所は、農村によくも悪くも“さざ波”となって広がった。
「きてらセット」は、毎年、春と夏と冬の三回売り出す商品で、きてらの看板的な存在だ。注文をはがきやファックス、インターネットで受け付け、地元特産のミカンを中心に季節の果樹や加工品などを詰め合わせにして、申し込んだ消費者のもとに宅配便で届ける。マスコミが紹介したり口コミで広がり、売り上げは、年々伸び続けている。「自信」はやがて、「確信」に変わる。
2005年度の売り上げは8000万円を超えた。
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